水球ヤンキース第一話

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一話を見ました。結論から言うと、めちゃくちゃ面白かった。以下、中島裕翔君メインのヲタクの感想です。

水球ヤンキース、というタイトルで、ヤンキーが主人公のドラマですが、稲葉尚弥くんはヤンキーではなかった、と言うのが私が抱いた感想です。強烈すぎるインパクトを与えて画面に登場した尚弥くんから感じたのは「ヤンキー」という着ぐるみを着て歩いているようなそんな違和感。喋り方とか滑舌の甘さとか、どことなくにじみ出る優しさとか。目指していたヤンキーの姿が時代錯誤っていうのもあるけれど、なんだろう、ミスマッチなんですよね。それは、尚弥君がヤンキーではなくヤンキーに憧れるただの少年だったから。「夜露死苦!」も「よろしくぅ!」いや「よるぉすぃくぅ!」にしか聞こえなかったし。台本が漢字表記なのかどうかはわかりませんが。(字幕ではひらがなでした)実際、滑舌が悪くてヤンキーに見えないwwみたいな意見も見ました。でも懸念されていた滑舌の甘さも(ヲタク的には可愛いいいいってなりながら見てたんですが)役柄的に成功だったんじゃないかな、って思います。尚弥くんは決してバリバリのヤンキーになる必要はなくて、むしろなりきれてない所が最高にマッチしてたと思います。
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サングラスをすぐに外す、上履きをちゃんと履く、固めた前髪が日に日に崩れていく、とかそういう小さいところで尚弥くんの目指すヤンキーはあくまで精神的な目標なのだな、と。だから見た目に関してはそこまでこだわらない。だから躊躇なく水に飛び込める。崩れた金髪が日光を浴びて輝いてる時なんて画面が美しすぎて死ぬかと思いました。
ifの話だけれど、裕翔くんと高木氏の役柄が逆だったら。尚弥(高木雄也)はただの完璧なヤンキーで、空回りしないし、順調にタイマン張って、てっぺんとってカス高を仕切ってそのうち赤ジャージに眼鏡の女教師が赴任してきたでしょう。脱線したけど、尚弥くんは細くて弱そうで優しさと上品さが滲み出る裕翔君が演じるからこその役だったなってことです。ヲタクフィルター万歳!

あと細かい感想。「間違いねえ!お前がカス高の番長だな!」ってパアッと表情を明るくするところ、クワガタを発見した少年みたいでめちゃくちゃ可愛かった。幼き尚弥くんはクワガタ見ただけで渚に泣きついていたみたいですが。そういう昔のことを渚に指摘された時照れくさそうに眉毛をクイッと上げる演技が良かった。裕翔くんこういうコミカルな小芝居うまいですよね。眉間のしわも、「分かるだろ」「分からない」「えー」の掛け合いも。よわかての白尾君が背後にいた士方に気付いて身震いするシーンの時も思ったけど。
屋上に先生が入って来たとき上げてた腕をサッと下ろしたけど何してたの?踊ってたの?
あとツイッターにも書いたんですが尚弥君が巻き足を習得した直後のシーン、満面の笑みの尚弥君のあとに龍二の方に画面が切り替わった時それまで安定していた画が揺れるんですよね、水面で揺れながらも初めて安定した尚弥君の視点のように。そこがすごくよかった。光がたくさん入った明るい画で、その瞬間負けっぱなしだった状況が変わったのがよく分かる演出でした。
明日へのYELL絶対私好きな曲なんで早く情報ください。あと歌番組ください。

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夏らしい涼しい映像とザ・王道なストーリーで45分あっという間でした。カス高のてっぺん→ミズタマのてっぺん、という流れも分かり易かった。諦めないことを諦めない尚弥君、めちゃくちゃかっこよかった。まあ予告の「でもぉ、ミズタマの方がかわいくなぁい?」の可愛さで全部吹っ飛びましたけどね!!!それを言ってる貴方が一番可愛いです!!!!残念ながら今週以降はリアタイできないので明け方頃に一人で号泣しながら見ようと思います。トウモロコシ美味しそう。土曜日の夜はハイビート胸騒ぎ!